水性塗料と油性塗料の違いについて
2024.2.20
地域の皆様、こんにちは!
名古屋市地域密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店の『アートペインズ』です!
塗料には、水性塗料と油性塗料の2種類がありあすが、
それぞれの特徴はなんでしょうか?
今回はこの2種類の違いについてお伝えしていきたいと思います。
目的
水性塗料:
環境に優しく、低VOC(揮発性有機化合物)で、塗装時に発生する有害物質が少ない。
主に屋内での使用が一般的。
油性塗料:
耐久性が高く、屋外での使用に適しています。
防水性や耐候性があり、木材や屋外の金属表面に使用されることが多い。
塗料の用途:
水性塗料:
主に室内の壁、天井、木製家具、キッチンなどに使用。
速乾性があり、臭いが少ない。
油性塗料:
屋外の木製部分、金属製品、外壁、床など、
耐久性が求められる場所に使用。重厚感があります。
外壁材との相性:
水性塗料:
内外兼用のものもありますが、外壁には主に油性塗料が選ばれることが多い。
油性塗料:
木材や金属など、多くの外壁材に使用可能。
ただし、プラスチックや柔らかい材料には向いていない。
メリット・デメリット
水性塗料:
メリット: 環境に優しく、速乾性があり、臭いが少ない。
デメリット: 耐久性が低く、密着性がやや劣る。
油性塗料:
メリット: 耐久性が高く、外部での使用に適している。
デメリット: 臭いが強く、揮発ガスに注意が必要。
油性塗料と相性の良い外壁材
油性塗料は一般的に密着性が高く、耐久性があります。
そのため、様々な外壁材と相性が良いですが、
以下は一般的な相性の良い外壁材の例です。
木材:
油性塗料は木材との相性が非常に良いです。
木の表面にしっかりと浸透し、耐水性と耐候性を向上させます。
特に、屋外での木部の保護に適しています。
金属製外壁:
鉄やアルミニウムなどの金属製外壁にも油性塗料が適しています。
これらの表面に密着し、錆びや腐食から保護します。
金属の外壁には防食性が求められるため、油性塗料が有効です。
セメントボード:
セメントボードは一般的な外壁材であり、油性塗料との相性が良いです。
セメントボード表面に密着し、耐久性を向上させます。防水性も高まります。
フィバーコンクリートパネル:
油性塗料はフィバーコンクリートパネルとも相性が良く、
パネル表面に強力な密着性を発揮します。
フィバーコンクリートは耐久性があるため、
油性塗料による保護が効果的です。
サイディング:
サイディングは様々な材料で作られていますが、
特に木製のサイディングとの相性が良いです。
外壁に使用される木材に油性塗料を適用することで、
耐久性や美観が向上します。
ただし、油性塗料は揮発性有機化合物(VOC)を含むため、
換気を確保しながら作業する必要があります。
また、環境への影響が少ない水性塗料も一般的に利用されていますので、
用途や好みに応じて選択することが重要です。
水性塗料と相性の良い外壁材
水性塗料は一般的に環境に優しく、
揮発性有機化合物(VOC)の発生が少ないため、
健康への影響が軽減されています。
以下は水性塗料と相性が良いとされる外壁材の一般的な例です。
セメント系外壁:
セメントボードやセメント系サイディングなどの外壁材は
水性塗料との相性が良いです。
水性塗料がセメントの表面にしっかりと浸透し、密着性が高まります。
合板:
合板は水性塗料と良好な相性を示します。
合板の表面に水性塗料を塗布することで、耐久性や美観が向上します。
フィバーコンクリートパネル:
フィバーコンクリート製の外壁パネルも水性塗料と相性が良いです。
水性塗料がパネルに浸透して密着し、美しい仕上がりを実現します。
アクリル樹脂外壁材:
アクリル樹脂を主成分とする外壁材は水性塗料との相性が優れています。
アクリル樹脂外壁材に水性の塗料を適用することで、
耐候性や防水性が向上します。
プラスター:
プラスター仕上げの外壁も水性塗料に適しています。
プラスターの表面に水性の塗料を塗ることで、
自然な質感を保ちながら耐久性を確保できます。
アルミニウムサイディング:
アルミニウムサイディングも水性塗料と相性が良いです。
アルミニウム表面に水性塗料を塗布することで、
美観を維持しつつ耐候性を向上させます。
水性塗料は揮発性が低いため、
特に屋内や住宅周辺の環境においては好ましい選択とされています。
外壁塗装の際は、外壁材の種類や状態、
予算などを考慮して最適な水性塗料を選定することが重要です。
塗料を塗布した場合の耐用年数の目安
・油性塗料を塗布した場合の耐用年数
油性塗料を外壁材に塗布した場合の耐用年数は、様々な要因によって異なります。
以下は一般的な目安となる耐用年数ですが、
具体的な状況により変動する可能性があります。
木材:
外部の気象条件や日射、湿度の影響を受けやすい木材の場合、
油性塗料による塗装によって約5~15年程度の耐用年数が期待されます。
金属製外壁:
金属製外壁に油性塗料を適用した場合、
錆や腐食からの保護が得られ、約10年以上の耐用年数が見込まれます。
セメントボード:
セメントボードは比較的耐久性があり、
油性塗料による塗装で約10年以上の耐用年数が期待されます。
フィバーコンクリートパネル:
フィバーコンクリートパネルは強靭で劣化が進みにくいため、
油性塗料による塗装で15年以上の耐用年数が考えられます。
サイディング:
木製サイディングに油性塗料を適用した場合、
気候条件やメンテナンスの状態によりますが、
約5~15年程度の耐用年数が期待されます。
耐用年数は外部環境や塗料の品質、施工の丁寧さなどに影響されます。
また、外壁の定期的なメンテナンスや塗り替えが重要です。
具体的な目安を知りたい場合は、信頼性のある外壁塗装業者に相談し、
現地調査を受けることが最良の方法です。
・水性塗料を塗布した場合の耐用年数
水性塗料を上記の外壁材に塗布した場合の耐用年数は、
様々な要因によって異なりますが、一般的な目安を以下に示します。
具体的な状況や外部環境により変動するため、
これはあくまで一般的な目安です。
セメント系外壁 (セメントボードやサイディング):
約5~15年程度の耐用年数が期待されます。
気象条件や日射などの影響を受けやすいため、
期的なメンテナンスが必要です。
合板:
約5~10年程度の耐用年数が考えられます。
外部の気象条件や塗料の品質によって変動します。
フィバーコンクリートパネル:
約10年以上の耐用年数が期待されます。
耐久性が高く、水性塗料による塗装で美観を維持できます。
アクリル樹脂外壁材:
約5~15年程度の耐用年数が見込まれます。
水性塗料との相性が良く、防水性や耐候性が向上します。
プラスター:
約5~10年程度の耐用年数が考えられます。
水性塗料による仕上げで自然な質感を保ちながら耐久性を確保できます。
アルミニウムサイディング:
約5~15年程度の耐用年数が期待されます。
水性塗料により美観を維持し、耐候性を向上させます。
これらの目安は一般的な条件でのものであり、
施工状況や外部環境によっては変動します。
外壁の定期的な点検やメンテナンスが重要です。
具体的なプランや耐用年数については、
外壁塗装業者との相談が有益です。
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