初めての外壁塗装5 塗装の種類と特徴 2
2024.2.25
地域の皆様、こんにちは!
名古屋市地域密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店の『アートペインズ』です!
前回に引き続いて塗装の種類と特徴についてお伝えしていきたいと思います。
初めて外壁塗装される方にとって住まいの外壁にどんな塗料が使えるのかは
気になるところだと思います。
住まいの外壁と合う塗料は何か確認してみてましょう。
ラジカル制御式
使用目的:
ラジカル制御式塗料は、
特に高温多湿地域や太陽光が強い地域での外壁保護に適しています。
紫外線からの保護が強化され、外壁の劣化を防ぎます。
塗料タイプ:
油性塗料
特徴:
ラジカル制御式塗料は紫外線吸収剤を含む特殊な配合で、
太陽光にさらされた外壁を保護します。耐候性が高く、色あせを抑えます。
メリット:
紫外線からの保護が強化され、外壁の色褪せや劣化を遅らせます。
特に日光の強い地域で効果的です。
デメリット:
他の塗料に比べて価格がやや高いことがあります。
塗料に合う外壁材:
木材、コンクリート、金属など
塗料に合わない外壁材:
石材など
使用上の注意点:
適切な下地処理が必要であり、
塗料の選択と施工はプロに依頼することが推奨されます。
費用の相場:
一般的に、1平方メートルあたり6,000円から10,000円程度です。
フッ素塗料
使用目的:
フッ素塗料は高耐久性と美観向上を目的として使用されます。
主に高級建物や特殊な外壁に適しています。
塗料タイプ:
油性塗料
特徴:
フッ素樹脂を主成分とした塗料で、耐久性が非常に高く、
紫外線に対する耐性があります。
メリット:
長寿命であり、外壁を美しく保ちます。
高級建物や特殊な外壁に最適です。
デメリット:
他の塗料に比べて価格が高いことが一般的です。
塗料に合う外壁材:
木材、コンクリート、金属など
使用上の注意点:
適切な下地処理と厚い塗膜の施工が必要です。プロの施工が推奨されます。
費用の相場:
一般的に、1平方メートルあたり10,000円から20,000円以上かかることがあります。
ピュアアクリル塗料
使用目的:
ピュアアクリル塗料は耐候性と防水性を重視した外壁塗装に使用されます。
一般住宅や商業ビルに適しています。
塗料タイプ:
水性塗料
特徴:
耐候性が高く、水性塗料でありながら防水性も備えています。
軽微な割れやひび割れを埋める能力があります。
メリット:
耐久性があり、外壁の保護に効果的です。
水性なので、臭いが少なく環境に優しいです。
デメリット:
密着性が高い反面、通気性は低いため、
湿気が壁内に蓄積する可能性があります。価格は中程度ですが、
他の水性塗料と比較してやや高いこともあります。
塗料に合う外壁材:
木材、コンクリート、サイディングなど
使用上の注意点:
適切な下地処理が必要であり、特に木材外壁の場合、
基材の状態を確認してから塗装を行うことが重要です。
費用の相場:
一般的に、1平方メートルあたり6,000円から12,000円程度です。
光触媒塗料
使用目的:
光触媒塗料は外壁の自己洗浄と空気浄化を目的として使用されます。
都市部や環境に配慮する建物に適しています。
塗料タイプ:
水性塗料
特徴:
光触媒反応により、外壁表面から有害物質を分解し、外壁を清潔に保ちます。
また、空気中の汚染物質を浄化する効果があります。
メリット:
外壁の自己洗浄効果があるため、美観を長期間維持します。
環境への貢献も期待できます。
デメリット:
他の塗料に比べて価格がやや高いことがあります。
施工に特殊な技術が必要な場合があります。
塗料に合う外壁材:
木材、コンクリート、サイディングなど
使用上の注意点:
光触媒反応の効果を最大限に引き出すために、正確な施工が必要です。
費用の相場:
一般的に、1平方メートルあたり8,000円から15,000円程度です。
無機系塗料
使用目的:
無機系塗料は、耐火性や耐久性を求める場所や特殊な建物に使用されます。
特に高い耐火性が必要な場合に適しています。
塗料タイプ:
水性または油性
特徴:
無機系塗料は有機物を含まず、耐火性が高い特性を持っています。
また、耐候性が優れており、外壁を長期間保護します。
メリット:
高い耐火性と耐候性があり、建物を火災から守ります。
耐久性も優れており、外壁の劣化を遅らせます。
デメリット:
他の塗料に比べて価格が高いことがあります。
施工が専門的なスキルを必要とする場合があります。
塗料に合う外壁材:
木材、コンクリート、金属、セメントボードなど
使用上の注意点:
適切な下地処理が必要であり、
特に金属外壁の場合、錆びの防止が重要です。プロの施工が推奨されます。
費用の相場:
一般的に、1平方メートルあたり7,000円から15,000円以上かかることがあります。
UVプロテクト・クリアー塗料
使用目的:
UVプロテクト・クリアー塗料は、
外壁の色褪せや紫外線からの保護を目的として使用されます。
既存の外壁色を保ちながら劣化を防ぎます。
塗料タイプ:
水性または油性
特徴:
透明な塗料で、外壁の表面に薄い保護膜を形成します。
紫外線からの保護に優れており、色褪せを防ぎます。
メリット:
既存の外壁色を保ちながら、色褪せや劣化を防ぎます。
外壁の美観を長期間維持できます。
デメリット:
塗料自体は透明なため、外壁の色合いを変えませんが、
防護効果が高いため価格がやや高いことがあります。
塗料に合う外壁材:
木材、コンクリート、金属、サイディングなど
使用上の注意点:
適切な下地処理と均一な施工が必要です。プロの施工が推奨されます。
費用の相場:
一般的に、1平方メートルあたり5,000円から10,000円程度です。
遮熱・断熱塗料
使用目的:
遮熱・断熱塗料は外壁の断熱性を向上させ、
エネルギーコストの削減に貢献します。特に高温地域や冷暖房費の高い地域に適しています。
塗料タイプ:
水性または油性
特徴:
遮熱・断熱塗料は外壁に薄い断熱膜を形成し、外部からの熱の侵入を抑制します。
また、内部の冷暖房効果を高めます。
メリット:
エネルギーコストの削減に貢献し、快適な室内環境を提供します。
高温地域では冷房費用の削減にも役立ちます。
デメリット:
他の塗料に比べて価格がやや高いことがあります。
施工が専門的なスキルを必要とする場合があります。
塗料に合う外壁材:
木材、コンクリート、金属、サイディングなど
使用上の注意点:
断熱効果を最大限に引き出すために、正確な施工が必要です。
費用の相場:
一般的に、1平方メートルあたり6,000円から12,000円程度です。
それぞれの外壁塗料には特徴的なメリットとデメリットがあり、
建物の用途や予算、外部環境、に応じて適切な塗料を選択することが重要です。
また、施工は専門的なスキルを要する場合もあるため、
プロの助言や施工を検討することをおすすめします。
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