外壁塗装の建物調査、屋根調査は何をするのか?
2023.12.9
地域の皆様、こんにちは!
名古屋市地域密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店の『アートペインズ』です!
外壁塗装の建物調査、屋根調査とは、外壁塗装の工事を行う前に、
建物の状態や塗装の必要性を把握するために行う調査のことです。
外壁塗装は建物の美観や耐久性を保つために重要な工事ですが、
適切な時期や方法を選ばないと、逆に建物に悪影響を及ぼすこともあります。
そのため、外壁塗装の工事を依頼する前に、
専門の業者による建物調査、屋根調査を受けることがおすすめです。
現地調査で何を行うのか?
現地調査とは、建物調査、屋根調査の一環として、
実際に現場に足を運んで行う調査のことです。
現地調査では、以下のようなことを行います。
– 外壁の劣化状況を確認
建物調査では、まず外壁の表面状態を目視で確認します。
ひび割れや剥がれ、色あせや汚れなどがある場合は、外壁の劣化が進んでいる可能性があります。
次に、外壁の硬さや弾力性を手で触って確かめます。
外壁が柔らかくなっていたり、指で押したときに凹んだりする場合は、
外壁の塗膜が劣化していることを示しています。
また、外壁に水分が浸透していないかをチェックします。
水分計を使って外壁の水分量を測定したり、水をかけてみて吸収されるかどうかを見たりします。
外壁に水分が浸透していると、カビや藻などの発生や、
鉄筋の錆びなどの構造的な問題を引き起こす恐れがあります。
最後に、外壁の隙間や接合部分を確認します。
隙間や接合部分に隙間があると、雨風や害虫などが侵入しやすくなります。
また、隙間や接合部分にひび割れや変形があると、外壁の強度や耐久性が低下する可能性があります。
以上のように、外壁塗装の建物調査では、外壁の表面状態、硬さや弾力性、
水分浸透度、隙間や接合部分などを具体的に確認することで、外壁の劣化状況を把握することができます。
– 屋根の劣化状況を確認
屋根調査では、まず屋根の形状や素材を確認し、適切な検査方法を選択します。
一般的には、目視検査や触覚検査、打音検査などが行われます。
目視検査では、屋根の表面にひび割れや剥がれ、変色や汚れなどがないかをチェックします。
触覚検査では、屋根の硬さや弾力性、温度などを手で感じて、異常がないかを判断します。
打音検査では、屋根にハンマーなどで軽く叩いて、音の違いや振動の有無などを確認します。
これらの検査方法によって、屋根の劣化状況や補修の必要性を把握することができます。
– 面積の算出
外壁塗装の事前調査では、塗装する面積を正確に算出することが重要です。
面積の算出には、以下の手順を行います。
- 外壁の形状を確認します。
外壁は、平面、曲面、凹凸など様々な形状があります。
平面の場合は、長さと高さを測って面積を求めます。
曲面や凹凸の場合は、分割して平面に近似したり、測定器具を使って面積を測定したりします。
- 外壁の開口部を測定します。
開口部とは、窓やドアなど塗装しない部分です。開口部の面積を求める方法は、平面の場合と同じです。
長さと高さを測って面積を求めます。
- 外壁の塗装面積を算出します。
外壁の塗装面積は、外壁の全体面積から開口部の面積を引いたものです。
全体面積と開口部の面積は、それぞれの形状に応じて計算したり測定したりします。
- 外壁の塗装回数を決めます。
外壁の塗装回数は、塗料の種類や状態によって異なります。
一般的には、下塗り1回、中塗り1回、上塗り1回の3回が必要ですが、
場合によっては2回や4回になることもあります。
塗装回数に応じて、塗料の量や費用も変わります。
- 外壁の塗装費用を算出します。
外壁の塗装費用は、以下の要素で決まります。
– 塗料の種類と量:
塗料の種類によって単価が異なります。
また、塗料の量は、塗装面積と塗装回数によって変わります。
– 人件費:
人件費は、作業員の人数と時間によって決まります。
作業員の人数は、作業範囲や難易度によって変わります。
作業時間は、天候や季節などに影響されます。
– その他費用:
その他費用とは、足場や養生などの設置費用や廃材処分費用などです。
これらも作業範囲や難易度によって変わります。
以上が、外壁塗装の事前調査で行う面積の算出について具体的な作業です。
– 立地の確認
建物の立地条件も外壁塗装や屋根塗装に影響します。
例えば、日当たりや風通し、周囲の環境などが劣化の速度や程度に関係します。
また、道路幅や隣家との距離なども工事の方法や期間に影響します。
現地調査では、これらの立地条件も把握します。
立地の確認とは、建物が置かれている環境や周囲の影響を把握することです。
具体的には、以下のような点に注意して調査します。
– 風向きや風速、日照時間や日射量などの気象条件
– 塩害や酸性雨などの汚染物質の有無や程度
– 交通量や工場などの騒音や振動の影響
– 周囲の建物や植物などの遮蔽物の有無や位置
– 地盤の傾斜や安定性、地震や台風などの自然災害のリスク
これらの立地条件によって、外壁塗装に求められる性能や耐久性が変わります。
例えば、海岸近くでは塩害に強い塗料を選ぶ必要がありますし、
日当たりが悪い場合はカビやコケに対する防カビ剤を使用する必要があります。
また、騒音や振動が多い場合は、外壁塗装による騒音低減効果を期待できますし、
遮蔽物が多い場合は、色あせや汚れに強い塗料を選ぶ必要があります。
さらに、地盤が不安定な場合は、外壁塗装による重量増加に注意する必要がありますし、
自然災害が多い場合は、外壁塗装による耐震性や耐風性を高める必要があります。
以上のように、立地の確認は外壁塗装の事前調査で欠かせない作業です。
立地条件に応じて最適な外壁塗装を提案することで、お客様の満足度を高めるとともに、
長期的なコスト削減やメンテナンスの軽減にも貢献できます。
事前調査・現地調査の重要性
事前調査・現地調査は外壁塗装や屋根塗装において非常に重要です。
事前調査・現地調査を行うことで、以下のようなメリットがあります。
– 塗装が必要かどうかを判断できる
外壁塗装や屋根塗装は一概には決められない工事です。
建物の状態や劣化の程度によっては、
塗装が必要ない場合や、塗装だけでは不十分な場合もあります。
事前調査・現地調査を行うことで、塗装が必要かどうかを客観的に判断できます。
– 最適な塗装方法や塗料を選べる
外壁塗装や屋根塗装には様々な方法や塗料があります。
それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。
事前調査・現地調査を行うことで、
建物の状態や立地条件に合わせて、最適な塗装方法や塗料を選べます。
– 工事費用や期間を正確に見積もれる
外壁塗装や屋根塗装の工事費用や期間は、面積や劣化状況、立地条件などによって変わります。
事前調査・現地調査を行うことで、
これらの要素を正確に把握でき、工事費用や期間を正確に見積もれます。
以上、事前調査・現地調査について説明しました。
外壁塗装や屋根塗装は大きな工事ですので、
事前調査・現地調査をしっかりと行ってから依頼することが大切です。
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