外壁塗装ブログ

セメント瓦の特徴と塗装についてお伝えします

2025.4.19

屋根材:セメント瓦の特徴と塗装について

セメント瓦は、陶器瓦に比べ軽量であるため広く使用されてきました アートペインズ

 

日本の住宅の屋根材として、長年にわたり活躍してきたセメント瓦。

その耐久性やコストパフォーマンスの高さから、多くの住宅で採用されてきました。

しかし、セメント瓦について詳しく知っているという方は意外と少ないのではないでしょうか。

そこで、今回はセメント瓦の種類や特徴、注意点について説明していきます。

 

 

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屋根材:セメント瓦の塗装についてお伝えします

 

 

セメント瓦とは?その種類と特徴

 

 

セメント瓦とは、セメントと砂を主原料とし、これに水や混和材を加えて成形・養生して作られる屋根材です。

粘土瓦と比較して安価であり、耐火性や耐久性に優れているため、高度経済成長期以降、日本の住宅に広く普及しました。

セメント瓦は、その製造方法や形状によっていくつかの種類に分類されます。

 

*プレスセメント瓦

プレスセメント瓦は、セメントペーストを金型で加圧成形して作られる瓦です。

均一な形状と寸法を持ち、施工性が高いのが特徴です。

比較的安価であるため、戸建て住宅を中心に広く採用されています。

表面には塗装が施されており、様々な色やデザインのものが存在します。

 

*乾式コンクリート瓦(モニエル瓦、ROOGAなど)

乾式コンクリート瓦は、高強度なコンクリートを原料とし、プレス成形後に高温で蒸気養生することで強度を高めた瓦です。

プレスセメント瓦よりも耐久性や耐候性に優れていますが、現在ではほとんどが廃盤となっています。

軽量でありながら高い強度を持つ製品もあり、地震対策にも有効です。

モニエル瓦やROOGAなどが代表的な製品として知られています。

 

*波形セメント瓦(セメント板)

波形セメント瓦は、セメントと繊維質を混ぜ合わせて成形した板状の屋根材です。

工場や倉庫などの大型建築物によく使用されます。

軽量で施工性が高い一方、意匠性では他のセメント瓦に劣ります。

 

 

セメント瓦のメリット・デメリット

 

 

セメント瓦は、他の屋根材と比較してどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

*メリット

高い耐久性

セメントを主原料としているため、耐火性、耐震性、耐風性に優れています。

適切なメンテナンスを行えば、長期間にわたって住宅を守ります。

比較的安価

粘土瓦や金属屋根材と比較して、材料費や施工費が比較的安価です。

初期費用を抑えたい場合に適しています。

豊富なデザインとカラー

プレスセメント瓦を中心に、様々な形状や色の製品が販売されています。

住宅のデザインに合わせて自由に選択できます。

遮音性・断熱性

ある程度の厚みがあるため、雨音などの騒音を軽減し、室内の温度変化を緩やかにする効果が期待できます。

 

*デメリット

定期的な塗装が必要

セメント瓦の表面は塗装によって保護されていますが、経年劣化により塗膜が剥がれたり、色あせたりします。

そのため、定期的な再塗装が必要です。塗装を怠ると、瓦の吸水性が高まり、ひび割れや凍害の原因となることがあります。

重量がある

粘土瓦ほどではありませんが、金属屋根材と比較すると重量があります。

建物の構造によっては、補強が必要となる場合があります。

吸水性がある

塗膜が劣化すると、雨水を吸収しやすくなります。

これにより、瓦の重量が増加したり、内部の鉄筋が錆びたりする可能性があります(乾式コンクリート瓦を除く)。

カビやコケが発生しやすい

湿気の多い環境では、表面にカビやコケが発生しやすい傾向があります。

これらは美観を損ねるだけでなく、瓦の劣化を促進する原因にもなります。

 

 

セメント瓦の天敵:塗装の重要性

 

 

セメント瓦の最大の弱点の一つが、定期的な塗装が必要であるという点です。

塗装は、セメント瓦の美観を維持するだけでなく、その寿命を大きく左右する重要なメンテナンスです。

 

*塗装の役割

セメント瓦の塗装には、主に次の3つの重要な役割があります。

防水性の向上

塗膜は、雨水の浸入を防ぎ、瓦の吸水性を低下させます。

これにより、瓦のひび割れや凍害、内部の腐食を防ぎます。

耐久性の向上

紫外線や雨風などの外部環境から瓦を保護し、劣化の進行を遅らせます。

美観の維持・向上

色あせや汚れを防ぎ、新築時の美しい状態を長く保ちます。

また、塗り替えによって、住まいのイメージチェンジも可能です。

 

*塗装を怠るとどうなるか

セメント瓦の塗装を長期間怠ると、次のような問題が発生する可能性があります。

瓦の吸水性が高まり、ひび割れや凍害が発生する

吸水した水分が凍結・融解を繰り返すことで、瓦がもろくなり、ひび割れが発生しやすくなります。

カビやコケが繁殖し、美観を損ねる

湿った状態が続くと、カビやコケが繁殖し、屋根が汚れて見えます。

瓦の劣化が進行し、雨漏りの原因となる

ひび割れや塗膜の剥がれから雨水が浸入し、雨漏りの原因となることがあります。

最悪の場合、葺き替えが必要となり、高額な費用がかかる

瓦の劣化が著しい場合、塗装では対応できず、屋根全体の葺き替えが必要となることがあります。

 

これらの問題を未然に防ぎ、セメント瓦の寿命を最大限に延ばすためには、適切な時期に適切な塗装をおこなう事が非常に重要です。

 

 

セメント瓦塗装の時期とサイン

 

 

セメント瓦の塗装時期は、一般的に新築後7~10年程度が目安とされています。

しかし、屋根の立地環境や使用されている塗料の種類によって、劣化の進行具合は異なります。

次のサインが見られたら、塗装を検討する時期かもしれません。

 

塗膜の色あせ、変色

塗料の色が褪せてきたり、部分的に変色が見られたりする場合。

塗膜の剥がれ、ひび割れ

塗膜が粉状になっていたり(チョーキング現象)、小さなひび割れが見られたりする場合。

カビやコケの繁殖

屋根の表面にカビやコケが目立つようになった場合。

瓦の表面のザラつき

塗膜が劣化し、瓦の素地が露出している場合。

雨漏りの発生

天井にシミができたり、雨漏りが発生したりした場合(これはかなり深刻な状態です)。

 

これらのサインを見逃さず、早めに専門会社に相談することをおすすめします。

 

 

セメント瓦塗装で使用する塗料の種類と選び方

 

 

セメント瓦の塗装に使用する塗料は、様々な種類があり、それぞれ特徴や耐用年数、価格が異なります。

適切な塗料を選ぶことは、塗装の耐久性や仕上がりに大きく影響します。

主な塗料の種類としては、次のものがあります。

 

アクリル塗料

比較的安価ですが、耐用年数は短めです(5~7年程度)。

ウレタン塗料

アクリル塗料よりも耐久性が高く、価格も手頃です(8~10年程度)。

シリコン塗料

耐候性、耐汚染性に優れており、人気のある塗料です(12~15年程度)。

フッ素塗料

耐久性が非常に高く、長期にわたって美観を維持できますが、価格も高めです(15~20年程度)。

遮熱塗料・断熱塗料

特殊な機能を持つ塗料で、夏の暑さ対策や冬の寒さ対策に効果があります。

 

塗料を選ぶ際には、次の点を考慮しましょう。

予算

各塗料によって価格が大きく異なります。

期待する耐用年数

長く持たせたいか、比較的短い期間での塗り替えを考えているか。

屋根の環境

日当たり、風通し、降水量など、屋根が置かれている環境。

希望する機能

遮熱性や断熱性など、特別な機能が必要かどうか。

仕上がりの美観

色やツヤなど、希望する仕上がり。

 

専門会社に相談し、これらの要素を総合的に考慮して、最適な塗料を選ぶようにしましょう。

 

 

信頼できる塗装会社の選び方

 

 

セメント瓦の塗装は、専門的な知識と技術が必要な作業です。

信頼できる塗装会社を選ぶことは、高品質な仕上がりと長期的な安心につながります。

施工会社を選ぶ際には、次の点に注意しましょう。

 

複数の会社から見積もりを取る

少なくとも3社以上の会社から見積もりを取り、費用や工事内容を比較検討しましょう。

見積もりの内容を詳しく確認する

使用する塗料の種類、塗料の量、施工範囲、工程、保証内容などを細かく確認しましょう。

不明な点は遠慮せずに質問しましょう。

実績や評判を確認する

会社のホームページや口コミサイトなどで、過去の施工事例や顧客の評判を確認しましょう。

資格や許可の有無を確認する

塗装工事に関する資格(建築塗装技能士など)や建設業許可を持っているか確認しましょう。

アフターフォローや保証制度を確認する

施工後の保証期間や内容、定期点検の有無などを確認しましょう。

担当者の対応を見る

質問に対して丁寧に説明してくれるか、こちらの要望をしっかりと聞いてくれるかなど、担当者の対応も重要な判断基準となります。

 

安すぎる見積もりには注意が必要です。

手抜き工事や低品質な塗料の使用など、後々トラブルにつながる可能性があります。

適正な価格で、信頼できる会社を選びましょう。

 

 

まとめ

 

 

セメント瓦は、適切なメンテナンスをおこなう事で、長期間にわたり住まいを守ってくれる頼りになる屋根材です。

特に、定期的な塗装は、セメント瓦の美観を維持するだけでなく、防水性や耐久性を高め、寿命を延ばすために不可欠です。

ご自宅の屋根の状態を定期的にチェックし、適切な時期にメンテナンスをおこなうように心がけてください。

もし、ご自身での判断に迷う場合や、屋根のことで気になることがあれば、遠慮なく専門会社に相談することをおすすめします。

アドバイスを受けることで、より安心で快適な住まいを維持することができるでしょう。

 

 

 

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